フィジー・エアウェイズの安全設備はRFIDが追跡

同社は、EAM WorldwideのUHF RFIDソリューションを使えば、以前は1機の飛行機あたり何時間もかかっていた安全設備の点検が、数分以内に完了できることを見出した。
著者 Claire Swedberg
Sep 26, 2017

フィジー・エアウェイズ は、無線ICタグ技術の利用により、保有する航空機15機の非常用設備のキャビン内点検が、より迅速かつ効率的になったことを報告している。同社は今年、非常用設備4,000点に渡ってRFIDシステムを導入した。今となっては1機の機内での検査は、わずか数分の間に終えることができるのだという。

この技術を提供したEAM Worldwideの一部門であるEAM RFID Solutionsのシニア・プロジェクト・マネージャー、マルコ・アンドレアッキオ氏によれば、RFIDシステムはフィジー・エアウェイズが報告するように検査官の業務を迅速化し、間違いを起こしにくくするだけではなく、非常用設備点検の遅れに起因するフライト遅延をも予防する。このソリューションは、非常用設備に貼り付けられたタグ、これらのタグから情報を取得する手持ちの読取機、そしてEAM Worldwideが提供し、フィジー・エアウェイズのサーバー上に置かれているソフトウェアからなる。同航空会社は、検査を迅速かつ更に自動化するためだけにこの技術を使用するのではなく、長期的には分析目的で過去のデータを収集するために使用することも予定している。

フィジー・エアウェイズはナンディに本拠を置く国際航空会社で、米国を含む10カ国に就航している。同社は、1ヶ月間、および1週間の間隔で、キャビン内の非常用設備が実在していること、その状態、更に使用期限があるものはそれについてもチェックするための検査を実施している。RFIDシステムの設置前は、全ての設備が整っていて適切な稼動状態にあることを確実にするため、それぞれの検査に、小型機の場合の90分から大型機の場合の8時間まで所要していた。

フィジー・エアウェイズは、去年、航空マネジメント管理システム (AMOS) 実施の一環として、RFIDの研究を開始した。年の中頃になり、同社はEAM Worldwideのドバイ事務所において、共同でソリューションの開発を開始した。EAM Worldwideは、既に2009年からRFID対応の救命胴衣をフィジー・エアウェイズに供給していた。

同航空会社は今年の1月に、約60人の従業員を対象として、様々な航空機に技術を使用する方法を習得するための1週間の訓練プログラムを実施したのを皮切りに、この技術の展開を始めた。ほとんどの設備がタグ付けされる必要があった。フィジー・エアウェイズは、William Frick and Co.のAS5678A仕様に準拠した超高周波 (UHF) RFIDタグを使用した。救命胴衣については、既に製造段階でEAM Worldwideのタグが埋め込まれていた。

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