ロンドンの空港がブルートゥースローエナジー無線標識 (BLE Beacons) を使用した近接型アプリを実現

Pointr Labsによるロンドン、ガトウィック空港の2,000個のブルートゥースローエナジー (BLE) 無線標識が、乗客と空港の職員の電話に送信することにより、空港、航空会社、店舗は、乗客にフライトを案内したり、近くの店舗のプロモーションを提供したり、コールに応答するスタッフに場所のデータを提供するアプリを構築できる。
著者 Claire Swedberg
タグ: Aerospace, BLE
Jun 27, 2017

ロンドンのガトウィック空港では、2つの端末に2,000個のBLE無線標識をインストールし、乗客にプッシュ通知を送るだけでなく、フライトに向かう手助けもできるようにした。「屋内の青い点 (indoor blue dot)」と呼ばれる無線標識システムは、Pointr Labsによって提供された。このソリューションは現在使用されているが、従業員や乗客が使用できる機能をアプリが導入するまでには、あと数ヶ月かかる見込みだ。目標は、空港、航空会社、店舗などのアプリを含む、近接性に基づくデータを使用する多数のアプリを構築することだ。

ガトウィック空港は、ロンドンの主要4大国際空港の1つだ。2016年には、4320万人の乗客がこの空港を利用し、この数は前年度に比べて7.1%増加している。2015年後半には、従業員がお互いにコミュニケーションを取ったり、フライトの詳細を見るのを支援するために、コミュニティアプリを立ち上げた。しかし、このアプリも、他の顧客指向の航空会社のアプリも、近接検知の技術は使用していなかった。

アビ・チャコ (Abhi Chacko)
ガトウィック空港は、現在、アプリ開発者と協力して、無線標識データを空港のアプリや空港の他の企業のアプリに組み込むもうとしていると、ガトウィック空港の商業とイノベーションのためのIT責任者であるアビ・チャコ (Abhi Chacko) 氏は言う。アプリの開発者達は、Pointr Labsのソフトウェア開発キット (SDK) を使用して、独自のアプリに無線標識の機能を組み込む。

エンドユーザーにどのような機能が提供されるかは、アプリ開発者によって異なるだろうと、チャコ氏は言う。たとえば、航空会社の場合、「搭乗券情報が既にアプリで利用可能な場合、出発ゲートへのルートを表示することができます」と、チャコ氏は付け加える。その間にベンダーは、乗客が店舗を通過する際にオファーやクーポンを提供することができる。

何よりもまず、この技術はウェイファインディング機能を提供できる。空港は、一般に移動するのが複雑な場所になりがちだと、チャコ氏は指摘している。そのため、ガトウィック空港はBLEベースのシステムの開始を選択し、乗客が屋内ナビゲーションマップにアクセスできるようにした。このシステムが、長期的には、空港、航空会社、他のサードパーティーのアプリにも使用され、空港での体験を向上できると、チャコ氏は言う。

ウェイファインディングは、乗客を出発するフライトのゲートまたは適切なセキュリティラインに迅速に誘導するだけでなく、最寄りの洗面所やATM機を見つける手助けもできる。「より簡単に空港内を行き来できれば、航空会社が乗客に近接性に基づくフライト情報を提供できるため、フライトを逃したり、フライトが遅れることを減らすことにつながるでしょう」と、チャコ氏は述べている。

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