ポップアップ体験がRFID ソリューションを店舗にもたらす

The Lion'esque Groupのスピンオフ企業であるField Testのシステムで、顧客のトラフィック変動を追跡、買い物客が仮設環境で目にする欲しい商品のリストを作成することが可能になる。
著者 Claire Swedberg

このリーダーがゾーンに入った各キーの位置を把握し、行き先や滞在場所を追跡する。顧客が立ち止まり、ソファに座ったり、マットレスに横たわったり、特定の製品の前で特に長い時間を過ごしたりすると、ItemSenseソフトウェアがその情報を捉え、Field Testへ提供し、そのソフトウェアが収集されたデータを管理する。このようにして、ブランドとGGPの双方が顧客の関心を惹く製品をよりよく理解できるようになる—この情報は、実際に売れた品目に関するPOSデータと紐付けることが可能だ。

キー・バーでは、ソファや椅子など、買い物客の目にした製品のそれぞれを示すカードが用意されている。顧客には、ウィッシュリストに加えたい製品のカードを選び、Speedwayリーダーを組み込んだ14インチ四方のデスクトップにキーとカードを近づけるよう指示される。このリーダーは、近距離でタグを読み込むよう設定されているため、買い物客が意図的に読み込みエリアに置いたカードとキーだけを識別する。

その後顧客はタッチスクリーンを使って携帯電話番号を入力し、関心のある製品にリンクされたテキストメッセージを受信するよう促される。こうして、買い物客には実際の住環境で商品が見られるという利点が生まれ、インターネットショッピングに似た方法で商品の履歴を作成することもできるようになる。店頭に設置されたApple iPadまたは後日オンラインで商品を購入することが可能だ。

最初の展開に始まり、さらに応用範囲を広げるアイディアが生まれるとゴンザレスは言う。The Lion'esque Groupが目指すのは、顧客の動きの追跡精度とこうした情報のもたらす価値、そしてキー・バーに基づく顧客向けシステムのメリットの見極めだ。その後、Filed Testは、店舗で関心を持った内容に関するデータをキャプチャし、保存するためにメールアドレス、電話番号やソーシャルネットワークのアカウントなどのデータをキーにリンクさせるなど、顧客にメリットをもたらす様々な機能提供を開始することができるようになる。

このRAIN RFIDに基づくシステムがショッピング体験にもたらすメリットには3つあるとゴンザレスは言う。「モバイルという価値、オンラインという価値、そして実店舗での買い物という価値の3つです。」顧客は携帯電話でデータを管理し、関心のある商品の履歴を作成し、実店舗で商品を目にして体験できるというわけだ。

ライフスタイルをテーマとしてWater Town Place IRLは2018年1月まで開店予定で、その後は1年を目途に数件の他店舗が展開される。GGPは国内で127件の小売物件を運営しており、来年はこの一部でIRL店舗が設置される予定だ。

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