ポップアップ体験がRFID ソリューションを店舗にもたらす

The Lion'esque Groupのスピンオフ企業であるField Testのシステムで、顧客のトラフィック変動を追跡、買い物客が仮設環境で目にする欲しい商品のリストを作成することが可能になる。
著者 Claire Swedberg

過去数年を通じて、The Lion'esque Groupはポップアップ型の店舗の興隆を目にしてきた。恒久的な固定店舗を探すブランドが短期間のイベントを企画し、市場の手応えを確認し、自社製品を実際に顧客に提供するというものだ。数週間から一か月という非常に短期のイベントとして始まったものが3か月から半年の展開となり、設置件数は増加傾向にあるとゴンザレスは言う。The Lion'esque Groupは昨年、こうした店舗21店をプロデュースしているが、その四分の一がポップアップに利用した場所で固定店舗に移行している。

こうした展開の重要な側面のひとつが、店舗が惹きつける顧客数や購入数をつかむためのテクノロジーの利用だ。The Lion'esque Groupの顧客は、入点者数を数える非常に簡単な動作検出システム(この数は販売データと比較可能である)に加えて、カメラ、モーションセンサーやRFID等を含む大幅に複雑な—そして高価な—ソリューションをこれまで利用してきた。

ゴンザレスが思い描いたシステムは、店舗内のトラフィックの変動に関するデータを把握し、顧客が目にしたものに関する情報を収集できる、さらに包括的な自動システムであった。彼女は、臨時の拠点での実装が容易なシステムの開発を目した。そのためにField Testを立ち上げ、顧客向けにオンラインショッピングに似たショッピング体験を実現できるシステム構築を目指してImpinjやd4cと組んだとゴンザレスは述べる。その結果生まれたRFIDシステムにより、顧客は閲覧履歴を作成し、小売業者やブランドはそれぞれの商品に対して寄せられた関心の内容をつかむことができるようになったと言う。

「私にしてみれば、[ブランドと小売業者との]提携をより実り多いものにするための手段が増えたような感じがあります。」ゴンザレスはこう述べる。企業は取得したデータを買い物客の訪問数、購入の有無、最も来店数が多い日時をよりよく知るために利用することができる。最終的には、こうした情報が商品の販売方法や場所に関する戦略立案の改善に寄与することだろう。

Water Tower Placeに設置されたこの店舗では、リビング、ダイニング、勉強部屋、寝室やバーを備える住宅を模した環境で様々な家具を扱う11のブランドを展開する。The Lion'esque GroupはImpinj Monza R6チップを組み込んだキーを提供する(立ち上げ時には、こうしたキー800点が利用可能だ)。キーのチップにはそれぞれユニークなIDがエンコードされる。店舗に到着した顧客は、買い物客の個人情報とは紐付けられないキーを受け取る。店舗にはImpinj xSpanリーダーのリードに基づく複数のゾーンが用意されている。Impinj Speedway Revolution リーダーとアンテナ2点はキー・バーで使われる。

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