ポップアップ体験がRFID ソリューションを店舗にもたらす

The Lion'esque Groupのスピンオフ企業であるField Testのシステムで、顧客のトラフィック変動を追跡、買い物客が仮設環境で目にする欲しい商品のリストを作成することが可能になる。
著者 Claire Swedberg
Sep 05, 2017

数年前に比べて、新規出店地を計画する小売業者や不動産管理マネジャーの役立つツールが一つ増える—ポップアップストアと自動化テクノロジーという形で。テクノロジーと臨時出店により、企業はオンライン型の体験を消費者に提供し、恒久的な出店を行う前にテクノロジーを利用して買い物客の店舗への反応を確かめることができるようになる。

ニューヨークを拠点とする小売ストラテジスト企業The Lion'esque Groupは、RFIDテクノロジーを利用して店舗内の買い物客の動きを追跡するシカゴのGeneral Growth Properties(GGP)との協業でのポップアップストア体験の提供開始を計画している。同社のシステムで、顧客はショッピングカート型の「あとで買う」商品リストを作成することが可能となる。

同システムの稼働は2017年8月24日からWater Tower Place ショッピングモールで開始の予定であり、来年には国内の他の場所にも展開する可能性があると、The Lion'esque GroupのCEO兼創業者のメリッサ・ゴンザレス(Melissa Gonzalez)は述べる。このテクノロジーは、The Lion'esque Groupのスピンオフ企業Field Testと、Impinj及びd4cとの協業で開発された。

シカゴでの展開内容には、RAIN UHF RFIDを利用した顧客用のキー、商品を「キー・バー」内で表示するカード、天井に設置されたゲートウェイ、施設内の他の場所に設置されたリーダーが含まれる。RAIN RFIDハードウェアに加えて、Impinjの事業開発バイスプレジデントのラリー・アーンシュタイン(Larry Arnstein)によれば、Impinjは収集され、読み込まれたデータのフィルタリングと管理、RFIDタグの位置の計算、そのデータをField Testのソフトウェアに転送するItemSenseソフトウェアプラットフォームを提供する。

The Lion'esque Groupは2009年に創業され、以降100件以上のポップアップストア体験をプロデュースしてきた。同社は今年、GGPと共同でIn Real Life (IRL)と称するネットワークに接続されたポップアップ型の店舗の提供を始めた。Water Tower Placeで提供される同店舗は、ライフスタイルをテーマとした12のブランドを取り扱う。シカゴで今月から冬のホリデーシーズンを通して提供される最初の店舗は、ホーム・リビング分野に注力しており、Maiden Homeの家具、Swoon Livingのグラスやデキャンタ、Leesaのマットレス、Kassatexのバスルーム向け家具やUGalleryのアートワークといった商品がラインナップに加わる。

同システムでは、買い物客が試用できるKillerspinの卓球台や付属品も取り扱う。これまで、こうしたブランドの多くは実店舗で販売を行っていなかったとゴンザレスは述べる。IRLの店頭で、こうした商品が展示され、顧客が実際に見て、触れて試し、それからオンラインで注文することができるようになる。

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