スクールバスのソリューションが、保護者にアプリケーションベースの可視性を提供する

Zonar Systemsは、スクールバスの運転手に、生徒が間違った停留所でバスを降りたり間違ったバスに乗ったりした時の警報をリアルタイムで提供するシステムを開発している。保護者と学区は、すでにこの技術を使って、子供たちがどこでバスに乗り降りしているかを追跡している。
著者 Claire Swedberg
Aug 22, 2017

主に大都市圏にある数万というスクールバスには、生徒たちの位置を追跡するためのRFID対応システムが装備されている。ほぼ10年前、テレマティクスおよびフリート管理技術の企業である Zonar Systems が、スクールバスに乗っている生徒の可視性を高めるZ Passソリューションをリリースして以来、この技術の採用率が高まっている。Zonar Systemsは、このソリューションの次世代バージョンとしてZonarタブレットに統合する予定であり、乗客の可視性をさらに向上させるために、生徒や他の乗客が間違った停留所でバスを降りていることを表示しようとしている。

プライベートな旅客サービスを提供する企業といったユーザーのためには、乗客を認識せずに、バスや他の乗り物の乗客数を単純にセンサーで検知できる、より低コストの非RFID対応バージョンも現在リリースされている。このシステムを使用すれば、カードを配布必要はなく、車両に乗り降りする際にセンサーを通過する人数だけを追跡できる。

Z Pass
Z Passシステムは、各乗客を識別する長波 (LF) RFIDバッジと、ISO 15693規格に準拠しているZonar 2020 短波 (HF) 13.56MHzタイプのRFIDリーダーで構成されている。このリーダーには全地球測位システム (GPS) ユニットとカメラが付属しており、セルラー機能を提供し、車両のダッシュボードに搭載されている。このリーダーが、Zonarのホストサーバー上のソフトウェアに読み取ったデータを送信し、承認されている当事者たちが正しいパスワードを入力するとポータルを介してデータにアクセスすることができると、Zonarの上級副社長兼乗客サービス本部長であるケビン・メスト (Kevin Mest) はいう。

Zonarの技術がなければ、保護者にとって、学校からの行き帰りのバスに乗車中の子供達がどこにいるかに関する可視性はほとんどないと、Zonarは説明している。自分の子供が正しいバスに乗っているかどうか、またその子供が降りた場所を確認しようとしている保護者は、子供が携帯電話を持っていれば直接電話をかけたり、学校や交通機関に電話しなければならない。このような可視性の欠如は、生徒が予想された場所に現れないと問題になる可能性がある。小さな子供が間違った停留所でバスを降りたり、間違った車両に乗り込んだり、バスの後ろで眠ったりすると、遅くまで発見されないかもしれない。

乗客検証システム
シアトルを拠点とするテクノロジー企業であるZonar Systemsは、約8年前に地元の学区でZ Passシステムの試用を開始して以来、米国内の学区やバスのシステムにこの製品を販売してきた。メスト氏によると、現在全米の48万台のバスのうち3分の1がこの技術を使用しており、その多くはZ Passを採用している。

Z Passソリューションを使うと、生徒達はバックパックで持ち運びや取り付けが可能なIDバッジに組み込まれた短波RFIDタグを持ち運ぶ。バッジにはシリアルナンバー以外の識別情報は印刷されていないが、RFIDタグにコード化されたID番号は、地上通行管理 (Ground Traffic Control) サーバーと呼ばれるZonarソフトウェアの生徒識別情報にリンクされている。

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