Zebra Technologiesは、2022年までにメーカーの60%以上がRTLSやRFID、バーコード追跡を使用しているだろうという。

同社の「2017 Manufacturing Vision Study(メーカー展望研究2017)」は、メーカー全体の半数以上が今後5年間に自動位置追跡システムの実装を計画しており、パッシブ型RFIDの使用は半数近くになることを示している。
著者 Claire Swedberg
Aug 15, 2017

テック企業Zebra Technologiesの調査によれば、無線IDタグやリアルタイム位置測位システム(RTLS)を含めた産業用モノのインターネット(IoT)の使用は、今後5年間に全体の半数を超える成長になると期待されている。このメーカー調査は、対象期間におけるコネクテッド・ファクトリ(つながる工場)の展開を予想するために行われたものである。調査対象となったメーカーのおよそ64%は、2022年までに自社がRTLSやRFID、ないしはバーコード経由で繋がるようになるだろうと予測している。現在こうしたテクノロジーを使用しているのは43%であり、そこから20%の上昇となる。

2017 Manufacturing Vision Study (2017年メーカー展望研究)」として知られるこの調査は、製造業全体の今後5年間の見通しに注目したものである。調査対象者らは、スマートフォンやタブレット、音声ガイドや音声認識、ウェアラブル、RFIDやRTLS経由(後者のカテゴリーにはアクティブ型RIFDやBluetooth Low Energy(BLE)を含む)の位置追跡といったモバイル技術使用の可能性、そして現在の使用状況について尋ねられた。

この調査は、関連製造技術の購入権限を持つ、または購入に影響力を持つ、北アメリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域の管理者1,100名を対象に行われた。インタビューを実施したのは、Peerless Insightsである。このオンライン調査の実施時期は2017年第1四半期で、Zebraの製造・輸送・物流部門のグローバル長(グローバル・プリンシパル)のジム・ヒルトンによれば、自動車、ハイテク、食品・飲料、タバコ・医薬品を含む多種多様なビジネス部門を対象としている。

この調査の対象者のうち64%は、位置追跡は自分たちの事業にとって中心的な問題であり、RFIDやリアルタイム位置測位システム、ないしはバーコードを使用する計画があると回答していた。調査対象となったヨーロッパメーカーの54%は、2022年までにRTLS技術を単独で使用し、位置や段階、状態など、アセットに関する重要なデータを収集することを計画していた。さらに、ラテンアメリカメーカーの51%と、アジア太平洋メーカーの48%は、仕掛品(WIP)の生産最適化のために、2022年までにパッシブ型RFIDの使用を計画していた。

この調査では、もう1つ重要な発見が得られた。それは、全部門、そして全地理的地域のメーカーが、テクノロジーによって品質保証を向上させられるだろうと信じていることがうかがえたことである。このことは、複数の質問に対する回答から推測できるとヒルトンはいう。調査対象者の大多数は、質の保障は自分たちにとって現在もっとも重要な関心ごとであると回答していたが、2022年を見据えた質問では、品質保証が重要な優先事項だろうと回答したのはわずか34%であった。ヒルトンがいうには、これはその頃までには完成品の品質に関する問題にテクノロジーが適切に対処してくれるようになるだろうと対象者らが期待していることの表れなのである。

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