RFIDを利用したポケットソーターシステムが配送センターで数百万点の商品を運搬

SSI Schaeferの新しいSSI Carrierソリューションは、数十万の商品を毎日単一の拠点に受け入れ、保管し、配送するために世界の大型配送センターのいくつかですでに使用されている。
著者 Claire Swedberg
Jul 29, 2017

SSI Schaefer Systemsは無線IDタグモジュールを利用したポケットソーターを備えた自動システムを発表し、世界の配送センターへの販売を開始した。同システムは、数百万点の商品の動きを管理するために世界中でおよそ10拠点に設置されていると同社は話す。

このソリューションは、所定の時点において大型配送センターに存在しうる数十万の製品の正確な位置を自動で把握するRFIDがタグ付けされたポケットまたはポーチ型のキャリアを備えたポケットソーターレールで構成される。同システムは、ポケットキャリア経由で特定の品目を、顧客からの注文に応じて商品を梱包し、発送する発送準備場所へ自動で移動させることができる。

SSI Carrierの頭上コンベヤシステムは、汎用キャリア、回転コンベヤ、集積コンベヤ、キャリアユニットの積み下ろしのためのワークステーションの周辺のスイッチで構成される。
従来、手動の注文処理の場合には、倉庫の従業員が注文をバッチで集め、倉庫の棚を徒歩でめぐり、注文に含まれる品目を集め、仕分けして梱包する必要があった。しかし、過去十年余りの間に倉庫に対する需要は天文学的に変化したとSSI Schaeferのエグゼクティブセールスマネジャーのアンディ・ウィリアムズ(Andy Williams)はこう述べる。例えば、これまでに一日当たり20万ユニットを処理していた顧客の取扱数は、今や同様のスペースで80万ユニットにまで膨れ上がっている。倉庫の面積は百万フィートに達することもあるが、これ以上大規模なものはそうない。「結果として、こうしたシステムの稼働方法が大幅に変化したのです。」と彼は述べる。

頭上コンベヤシステムを使うと、レールシステムで商品を受け入れ、保管するため、受注時にあるべき場所に製品を直接移動させることができる。しかし、ウィリアムズによれば、RFIDがない場合、それぞれの品目とそれらを運ぶキャリアポケットの識別に困難があった。バーコードをこうしたコンベヤシステム内の商品の識別に利用することもできるが、バーコードのスキャンは時間がかかり、精度も完璧ではない。製品が大口で出荷される場合、これらが問題となると彼は述べる。もしスキャンの精度が99%にとどまるとしたら、毎日数百、数千のエラーが生じることとなろう。「100%の精度で製品の位置を正確に把握することが非常に重要なのです。」と彼は言う。

そこで、SSI SchaeferはSSI CarrierソリューションにUHF RFIDテクノロジーを採用している。SSI Carrierは倉庫を単一または複数の頭上コンベヤシステムに変える頭上のレールモジュールで構成される。このコンベヤシステムを管理するのは、SSI Schaeferのバックエンドサーバー上の同社の管理ソフトウェアやクラウドに統合されたソフトウェアだ。ポケットまたはポーチはそれぞれレール上のキャリアポイントに設置され、キャリアのそれぞれにEPC UHF RFIDタグが付いている。RFIDリーダーがレール中の主要な位置に設置され、周辺のキャリアを識別する。顧客の特定のニーズに応じ、SSI Schaeferは様々なテクノロジーベンダーのRFIDリーダーを使用している。

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