ミネソタのケータリング・食品小売業者がRFIDで食品の安全を確保

ParTechのSureCheckシステムにより、Lunds & Byerlysは自動での自社冷蔵庫内の温度追跡、食品安全基準の遵守と商品の鮮度確保を実現した。
著者 Claire Swedberg
Jun 15, 2017

ミネソタ州の家族経営の食品小売業者Lunds & Byerlysは、商品の鮮度を確保し、食品安全基準を遵守するために、パッシブ極超短波(UHF)RFIDを用いたソリューションを展開している。同社は、ParTechの提供するSureCheck食品安全ソリューションを2016年1月に全26店舗に設置しており、各店舗のあらゆる冷蔵庫における連邦及び地域の温度要件基準遵守に同システムが寄与していると述べている。同社は、この技術を、温度のトラッキングに加え、従業員がこれまで手動で行っていた安全性確認の際のデータ記録の自動化にも役立てている。

2011年に、米国食品安全強化法(FSMA)により、食品安全要件が従来のものに比べ厳格化された。FSMAは、対応から予防に焦点を移すことで、米国における食品供給の汚染に関する安全性の確保を目指すものである。Lunds & Byerlysを始め、PARの顧客の大半は、この基準を充足するために危害分析重要管理点プログラム(HACCP)を導入している。

食品安全基準を充たすためには、一般的に、食品小売業者は1日に数回、少なくとも1回は温度をトラッキングしなければならない。こうした企業は自社の温度管理のために、また必要に応じて政府当局に情報を提供するために食品の貯蔵庫の温度を記録する。温度が許容されるしきい値を外れた場合には、食品を破棄する必要が生じる可能性がある。

「FSMAの導入と展開に伴い、法令遵守期限の充足が求められ、食品小売業界のリソースの多くが制約を受けました。」Lund Food Holdingsの品質管理シニアマネージャー兼食品安全マネジャーであるクリス・ギンドルフ(Chris Gindorff)はこう述べる。

Lunds & Byerlysは26店舗の高級スーパーマーケットをミネアポリス・セントポール地域に擁し、その各店舗にベーカリーとデリが併設されている。同社の主眼は、顧客のニーズを充たすための貯蔵する食品の鮮度を含め、商品の品質に置かれていると同社は述べる。

温度測定の頻度は、企業が実施する特定のチェックポイントに左右される。「基本的に当社では2時間おきに測定を行っています。」ParTechのシニアバイスプレジデント兼SureCheckのジェネラルマネジャー、ジョン・サモン3世(John Sammon III)はこう述べる。自動化されたシステムがない場合には、このプロセスは従来紙とペンで行われていたとサモンは言う。食品小売業者の多くは、温度確認記録を単にバインダーに保管している。

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