病院がアクティブRFIDタグで12,000件の資産を追跡

Michigan Medicineは多くの器具のうち約半数に対してすでにタグ付けを施しており、それらをWi-Fiと超音波に基づくStanley Healthcareのシステム「MobileView」で追跡している。
著者 Claire Swedberg
May 31, 2017

Michigan Medicineは世界有数の医療複合体で、アクティブRFID技術を導入することで施設全体での資産追跡を行っている。このテクノロジーは、同医療機関がさらに拡大していくにあたり、備品紛失率の低下に加え、レンタル費用の削減も目的としている。

Michigan Medicalの患者用機器マネージャーであるハンク・デイビスは、同社シニア・プロジェクトマネージャーのエイミー・キャンベルと患者用機器業務システムアナリストのリサ・ボロヴィチと共に、アリゾナ州フェニックスで先週開催された「RFID Journal LIVE!2017」でこの導入についての説明を行った。このテクノロジーはWi-Fiに基づくアクティブRFIDタグと超音波エキサイター、ソフトウェアの「MobileView」で構成される。このソフトウェアを提供したのはテクノロジー企業のStanley Healthcareだ。

複合体のMichigan Medicine
Michigan Medicineは5棟の建物内に1,000台のベッドを備えており、年間で104,000件の救急外来を受けつけ、54,300件を超える手術を行っている。同病院は集中型の患者用機器部門内で12,000個の機器を管理している。そのような機器に含まれるのはポンプやベッドのみならず、その他の患者の治療にとって需要が高く、重大な装置が含まれる。デイビスのオフィスでは2016年だけでも200,000個分の機器の要請を受けていた。

従来、要請は医療従事者からオンラインまたは電話で行われていた。また、要請された機器を配送する病院職員がその対応に当たっていた。結果、このようなスタッフは一人一人が洗浄を要する機器を求めてユニット内を駆けまわり、その機器も再び要請が入るまでの間、洗浄されて中央施設へと返却されていた。

「当然、システムがこれほどの大きさであっても、全てのものについてそれがどこを飛び交っているのかを把握しなければなりません とデイビスは語った。だが、病院はこのシステムを改善するため、テクノロジーによるツールが不可欠であると2008年にはすでに悟っていた。

デイビスによると、同病院は2012年までにはRFIDソリューションのための研究を行っており、技術を実装した別の場所も訪問していた。彼らは電源出力を使用したり、大量のイーサネットケーブルを這わせたりしたくないことは分かっていたので、病院に既にあったCisco のWi-Fiインフラを活用し、それをPower over Ethernet (PoE) エキサイターによって強化もできるであろうStanley Healthcareのソリューションの採用を決めた。病院は2014年に経営者の承認を得るやいなや、その翌年には実装を開始し、以来6,500以上の資産にタグ付けを行っている。

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