RFIDが飲料の注文をあらゆる場所へ配達する

テクノロジ―系スタートアップ企業・Shotputのシステムは、販売および在庫補充の自動化を提供する目的で、消費者が無線自動識別を備えた携帯ユニットから飲料その他の製品をアプリベースで注文することを可能にする。
著者 Claire Swedberg
Apr 03, 2017

物流技術とサービスのスタートアップ企業Shotputは国際的な飲料会社と提携し、需要の多い地域に分散されている、無線自動識別技術を搭載した冷蔵コンテナを使うことで、あらゆる場所の消費者へと迅速に製品を配達するソリューションの試験運用を行っている。今後数カ月にわたってこの技術の試験運用を計画しているこの飲料会社は匿名を希望している。Shotputのロボット工学研究者にして共同設立者のプラウフル・マトゥール氏によると、このシステムは、食品、飲料、その他の消費財について「Amazonプライム」により近いタイプのサービスを可能にすることで、既存の製品サプライチェーンモデルに挑戦することを目的としているという。

Shotputが開発しているソリューションは、自動販売機のように振るまう冷却コンテナ内のEPC UHF RFIDが使用できる棚で構成されている。消費者がアプリ経由で製品をリクエストすると、このシステムがリクエストを受け、最も近い「冷蔵庫」から製品を販売しようと試み、その製品を迅速に消費者のもとへ届けるために輸送の発注を行う。RFIDは補充注文が適切なタイミングで行われることを確保することで、在庫切れを防いでいる。

Shotputのプラウフル・マトゥール氏
Shotputはこの (ロボット自動販売機のように振るまいながらも運送用コンテナのサイズ程度にもなる)「冷蔵庫」のことを「マイクロ・ウェアハウス」と呼んでいる。これらのユニットはあらゆる場所からの発注と迅速な商品の受け取りを可能にすると同社は説明する。

マトゥール氏の言葉によると、Shotputは物流業界向けの先進的ロボット工学を開発するために2014年に立ち上げられた。彼はこの会社を食品、飲料、その他の関連製品のような商品のサプライチェーンに対してより高い効率性を提供できるように組織した。そういった商品は従来、個人が店舗内に足を運んで陳列棚にあるそれを見つけるという形で購入されている。多くのもっと高価値な製品について言えば、Amazonのような企業と同程度でのEコマースの利用性がそのモデルの課題となっている。その一方で大量の商品が世界中で移動・販売されていることに基づくと、飲料、食品、その他の便利な品物はEコマースにとってさらに課題となりがちであると彼は付け加えた。「消耗品はEコマースの世界であまりうまく取り扱われていないものの一つです」とマトゥール氏は述べている。

マトゥール氏によると、そのためにShotputは今年に同社が試験を計画しているシステムを開発しているそうだ。まずはテストに飲料メーカーが参加することで消耗品 (たとえば缶入りの炭酸飲料かその他の飲料か) が、Amazonプライムのような流通ルート経由で商品が購入されるのと同じ様に購入されうるかどうかを見極めようとしている。

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