NFC対応のスマート・ジャケットにギフトやキャンペーンが付いてくる

ロシャンボーのジャケットBright BMBRは、EVRYTHNG社スマート製品プラットフォームを用いて開発したエイブリィ・デニソンRBIS製のJanelaソリューションを使った最初の商品であり、RFIDやNFC、バーコードのラベルによって商品に知性を加えることができる。
著者 Claire Swedberg
Mar 19, 2017

ニューヨークでも、服飾デザイナーのロシャンボーが作ったNFC (近距離無線通信) 型スマートジャケットを着て会員制ダイニングや美術館、ナイトライフ、ファッション体験などを楽しみ、関連の店舗からプレゼントまでもらえる人間は数えるほどしかいない。IoT対応の衣服Bright BMBRは、IoTクラウドソフトウェアの会社EVRYTHNGのIoTスマート製品プラットフォームを用いて開発された、エイブリィ・デニソンRBIS (Avery Dennison Retail Branding and Information Solutions) 製のJanelaソリューションを使った商品シリーズの最初を飾るジャケットとして期待されている (英文記事Avery Dennison Aims to Deliver Product Info Via RFID, Bar Codes参照)。豊かな体験のできる小売店The New Standがこのジャケットをニューヨークに3店ある同社の店頭で販売している。

この限定版ジャケットは、昨年10月に発売され、秋冬ファッションの数か月荷のみ販売されている。これに関わったニューヨークの企業は、EVRYTHNG社製ソフトウェア・プラットフォームを用いている。これは、EVRYTHNG社プラットフォーム上で走るNFCまたはQRコードのスキャン情報に基づいて、このジャケットの着用者にさまざまなサービスを提供するためである。

このジャケットにはNFCおよびQRコードのラベルが付いており、それをスキャンすれば、商品情報を閲覧でき、レストランの予約やナイトクラブの利用など様々な楽しみ方ができる。このラベルは、ジャケットの左袖のジッパー付きポケットの内側に隠されている。ラベルのそれぞれには、エイブリィ・デニソン製NFCタグが埋め込まれており、その固有のID番号が、EVRYTHNG社クラウドプラットフォームに格納されているID番号と対応付けられているが、ジャケットの美しさがそれで損なわれたりしないようにデザインされている。このラベルは取り外すことができるが、ジャケット自体に縫い込まれた図柄にマッチしている。

EVRYTHNG社のアンディ・ホブスボーン
このジャケットの購入者がアプリをダウンロードする必要はなく、ただ、NFC機能付きのAndroid携帯電話を使ってNFCタグを読み取らせるか、ウェブ対応のスキャナ―を使って (アプリをダウンロードすることなく) QRコードをスキャンすれば、あるウェブサイトに自動的に転送されて、読み取ったデータを購入者自身ならびにいくつかの特別な店や場所と関係づけることができる。たとえばナイトクラブやギャラリー、レストラン、音楽会場やファッション会場など多くの企業がこの限定版の運用に参加している。このジャケットを販売するNew Stand社の店舗は、ニューヨークのユニオンスクエア駅、ブルックフィールドプレイス、それにコロンブスサークルにある。

購入者がこのジャケットを着て最初にどこか店の一つに行って、ジャケットのラベルをスキャンすると、無料のギフトが手渡される。それが携帯型チケットとなっており、その後に行く先々でそこの従業員によってスキャンされる。そうして従業員は、ジャケットが本物であり、購入者がまだギフトの引換をしていないことも確認できるのだ。

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