フィッシャーズ市が技術革新を求めてIoT研究所を発足

IoT研究所フィッシャーズは既に50の参加企業を集め、IoT (モノのインターネット) に関する研究開発を進めて製造業や農業、運輸業に貢献すべく、この夏に開所する予定だ。
著者 Claire Swedberg

この夏に開所予定のこのIoT研究所には、2,280m2 のスペースを用意して、参加企業が料金を払って使える様にしている。この参加料は年額$1,000からで、参加企業はそこに一時的または恒久的な居住空間を持つことができる。

そうして企業はそこに、自社の装置や器具類を持ち込んでテストや開発ができる。当研究所では、IoTソリューションの4つの要素に取り組む予定だ。すなわち、コンセプトの具現化 (ソリューション開発のための)、クラウドデータ、最先端の機器開発、そして商品開発だ。さまざまな企業が集まって異なる要素に取り組み、最後には協力し合って新しいソリューションが生まれることを、市は期待している。

クリアオブジェクトのジョン・マクドナルド
  「才能ある研究者たちを一堂に集めて」フィッシャーズ市はこの研究所が、インディアナ州は言うに及ばず世界のIoT研究の指導的地位を占めることを期待している、とファドネスは語る。

IoTの成果を利用しようと考える企業は既に何社も、この研究所の参加企業とのビジネスを計画している。例えば、インターネット利用診断を目指すEli Lilly社とCummins Engine社もそうした企業であり、IoTを利用したソリューションを自社製品の管理のために組みこみたいと考えている。「こうした会社にとって、IoTプロジェクトに自ら参加してさらに弊社のような小さな会社にその成果を分け与えるなどと言うのは」非現実的だろうと、マクドナルドは言う。研究所の参加企業に協力する形であれば、ソリューション開発がうまく進んで、速やかに運用試験を行なって導入に至ることができるのだ。

研究所と協力関係にある企業は他に、デュークエナジーパーデュー大学製造業伸展パートナーシップ、それにソフトウェア開発会社のフレックスウェア・イノベーションがいる。ファドネスによれば、これまで、およそ50社が創設メンバーとして登録済みだが、その全てが常時、研究所内に拠点を構えるというわけではない。「スタートアップから大企業まで、あらゆる企業が揃っているのです。」

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