Cisco、RFIDの成熟をIoTの中心に見据える

Ciscoのブラジル支社は、RFIDタグによる識別とモノのインターネットとの統合がますます高まると予想している
著者 Edson Perin

モノのインターネットとの統合の程度によらず、考慮しなければならない懸念事項は、衝突と避けながらセンサーの通信を管理するセンサーネットワークの管理とデータセキュリティだとMarraraは指摘する。

Marraraによれば、「ブラジルは何を目指しているのか」という問いに対する答えを考える必要があるという。「例えばドイツのように、製造の世界的リーダーとして自国を位置付けている国はすでにある」とMarraraは述べる。この問いに答えるための次のステップは、すべてのデータインフラとスペクトルインフラの必要を満たす規制政策のエコシステムを確立することだとMarraraは語る。

民間部門では、生産性と効率性を高める大きな機会がモノのインターネットによってもたらされており、自ずと企業家は投資を行うようになり、あるいは競争に負ける企業家も出てくるだろうとMarraraはいう。「公共部門においては、モノのインターネットによって、コストを削減し、提供される公共サービスの質を向上する機会がもたらされる。問題は、優先的に投資すべき領域と、国民にとって特に重要なサービスが何かということを分析することだ」とMarraraは語る。

ブラジルでのCiscoのモノのインターネット戦略に関しては、パートナー企業とともにモノのインターネットの拠点を確保し、統合、知識の共有、さらにはセクターの動向に対応しながらイノベーションを生み出すことのできる新技術の開発を目指しているという。「研究やプロジェクトの作成から、ソリューションの確立、ブレークポイントの検証およびマーケットでの実現に至るまで、Ciscoはあらゆる段階に関与している」とMarraraは述べる。

モノのインターネットは我々の日常生活に大きな影響を及ぼすとCiscoは見通している。「モノのインターネットは、ビッグデータの手法に加え、ビッグデータを戦略的に処理する分析と連動している」とMarraraは説明し、病院診療やモールショッピング、駐車、教育などに影響を与えていると指摘する。「モノのインターネットはすでに我々の生活に浸透しつつあり、将来に向け、人間の福祉サービスや企業の生産性とモノを結びつけることが自然な流れになるだろう」。

Marraraによれば、ブラジルではすでにモノのインターネットが利用されており、健康、教育、公共安全、エネルギー、物流、小売といった分野においてプロセス改善や顧客関係管理を行おうという変革の動きがみられるという。「モノのインターネットによって、新たなビジネスの可能性と、一般市民とのコミュニケーションの飛躍的な効果向上がもたらされるだろう」とMarraraは述べる。

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