バイタミックスがジューサー・ミキサーにRFIDを取り付け

この新製品はお客様の安全と安心を第一に考えて開発された。
著者 Nathaniel Prince
Feb 27, 2017

ジューサー・ミキサーで世界中に知られるオハイオ州のバイタミックス (Vitamix) は、新発売のフードブレンダーASCENTシリーズにNFC (近距離無線通信) 技術を組み込んで、使用者の利便性と安全性を向上させた。装置の本体側にNFC RFIDリーダーを組み込み、食物を入れるコンテナ側にはスマートラック (Smartrac) 社製の特注の埋め込み型タグが取り付けられている。このタグには、エアコイル型のワイヤアンテナとNXPセミコンダクターズ製NFCチップNTAG216が使われており、バイタミックス社が「セルフデテクト」 (コンテナ自動認識) と呼ぶ機能を実現した。

セルフデテクト機能付きコンテナをASCENTシリーズの本体に取り付けると、本体はコンテナ側に組み込まれたNFCタグを読み出して、本体内部の設定値 (140近くあるパラメーター) を自動的に変更する。このNFCソリューションはこうしてブレンド設定プログラム、ボタン機能、モーターの回転速度、連続動作時間などの各設定値を修正して、温かいスープから冷たいシャーベットやスムージーまで何でもより簡単に調理できるようになる、と同社は説明する。

バイタミックスASCENT A2300ブレンダー
ブレードが付いているスムージー用カップなどのコンテナ側に組み込まれているNFCアンテナの回路は、コンテナが本体に正しく取り付けられるまで切れた状態になっている。正しく取り付けられるまではリーダーはタグを読み出すことができず、従ってブレンダーは動作をしない。カップが本体に正しく取り付けられて初めて、アンテナ回路は繋がり、このスムージー用カップの底部にあるNFCタグが本体側のリーダーから読み出されるため、動作するようになる。

本体側が取り付けられたコンテナを識別すれば、ブレンダーの動作設定パラメーターが所定の値に設定される。こうして装置を使用する際の利便性が高まるとともに、安全な使用状態が保たれるのだ。例えば、スープ用のプログラムはスープ用のコンテナが取り付けられた場合しか動作しない (無理な動作をさせるとブレードが摩擦熱により発熱し、コンテナ内部の圧力が不用意に高まってしまう)。

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