コミュニティカレッジの地区連合がRFIDを用いて9万点の資産をトラッキング

レイディアントRFID社が提供するシステムを使い、DCCCD (ダラス郡コミュニティカレッジ地区連合) は、コンピューターから農場の家畜までのさまざまな資産の所在地データの管理と、その情報の地区連合が所有する管理用ソフトウェアへの統合を進めている。
著者 Claire Swedberg
Feb 22, 2017

The ダラス郡コミュニティカレッジ地区連合 (DCCCD) は、7つのキャンパスと2つの衛星地区に広がる数万の資産の所在地の確認をするため、無線自動識別 (RFID) 技術を利用した資産管理システムを配備した。この地区連合は現在、半年ごとの会計監査に基づき、IT関連の資産や楽器、医療用機器、それに農場の家畜の所在地の確認ができるよう、タグ付けを進めている。そのうちのいくつかについては、たとえばコンピューターの研究室など、タグの付いた資産が置かれている部屋に据え置き型リーダーが組み込まれたポータルが設置されて、資産が部屋のドアを出入りするたびにそれを識別している。バーチャル資産トラッカー (VAT) と呼ばれるこのソリューションを提供したのはレイディアントRFID (Radiant RFID) である。

DCCCDは、テキサス州のブルックヘイブン、チェダーヴァレー、イーストフィールド、エルセントロ、マウンテンビュー、ノースレイク、それにリッチランドにある、別々に認可を受けた7つの大学のネットワークである。このそれぞれの場所に加え支援施設と郡役場の建物に、極超短波 (UHF) 帯RFIDを利用したソリューションの配備が進んでいると、DCCCDの地区連合サービスセンタープロジェクトの責任者であるミシャリー・ペイス は語る。

職員がそれぞれの物品にタグ付けをし、RFIDリーダーでそのタグのID番号を読みだす。
ペイスによれば、この地区連合の持つ資産は何千にも上るが、通常は年一回の棚卸と会計監査を受ける。こうした棚卸の作業は、9つの場所で毎年11月から翌年3月にかけて実施され、さらにその結果についての監査が行われる。「どのキャンパスでもこうした在庫調査はとても負担の大きな作業です」と彼女は言う。地区連合がこの作業のためにつぎ込む人員や資金は膨大で、しかも手作業で進められるため、情報はすぐに古くなるし間違いも多くなる。

DCCCDのミシャリー・ペイス
そこで2016年に、この地区連合はレイディアントRFID社のVATシステムの配備を決めた。これは、TSL製UHF帯RFIDリーダー1128 Sled (AppleのiPod TouchとのBluetooth接続機能を持つ)、ImpinjおよびZebra Technologies製の据え置き型リーダー、さまざまな種類のRFIDタグ、ホスト型のRFID VATソフトウェア、オンサイトの教育訓練と顧客サポートから成る。DCCCDはまた、携帯電話からRFIDを利用した資産の所在地のデータを利用するためのレイディアントRFID社のアプリVAT2GOも使っていると、レイディアントRFID社セールスマーケティング部長ミーガン・ウォードは語る。

ペイスによれば、DCCCDはいくつものソフトウェアのプラットフォームを使っており、VATを異なるシステム間でシームレスに組み込みデータを共有しあわなければならなかった。レイディアントRFID社のインポート・エキスポート自動化モジュールはこの作業を合理化するためのものだそうだ。

このソリューションは、今年の年末までには完全稼働する予定で、次のように動作する。担当者がルーターや備品、PC、プリンター、楽器などの物品にタグ付けをする際は、(表面にバーコードが印刷された) タグが各物品の表面に貼り付けられる。このタグのID番号は、RFIDリーダーを使って読みだせるが、バーコードをスキャンしても、VAT2Goアプリが走るiPod Touchを使ってシステムへ入力してもよく、その際そのID番号と共に、部屋番号などの所在地を表すデータも入力される。そしてVATソフトウェアはそのデータをその物品に関係づけられた所在地のデータと共に格納する。

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