スズケングループが医薬品流通のトラッキング用にRFID機能付き冷蔵庫を導入

ASDヘルスケアが提供するシステムは18ヶ月の試験導入を終え、今後およそ1,000台の冷蔵庫が流通拠点や病院、薬局などに配備される。
著者 Claire Swedberg
Feb 16, 2017

医療品や医療用医薬品を扱う日本のスズケングループは、アメリソースバーゲン (AmerisourceBergen) 社のRFID利用システムを導入して、診療所や病院、薬局ならびに輸送用車両上での医薬品の所在地と状態を管理する。このシステムは、アメリソースバーゲンの特殊医薬品流通業部門であるASDヘルスケアが提供する、キュービックス (Cubixx) と呼ばれるRFIDを利用した医薬品管理ソリューションを使用している。

このソリューションにより、スズケンは、各流通拠点から臨床実験に関わるサードパーティーの施設、薬局や診療所までの医療用医薬品の動きをトラッキングできる。また、医薬品の使用期限を管理して自動的に在庫の再発注をする機能も持つ。

ASDヘルスケアのクリス・フローリ
スズケンは、1932年に創業された、日本でも有数の医薬品卸と流通サービスの会社である。同社は卸業者として自社保有のバンで医薬品を病院や診療所、薬店などへ医薬品を輸送するが、自社でも保険薬局事業を進めている。

同社は2015年以来ASD社と協力し、同社の高価格製品のいくつかについて自動的にトラッキングできるシステムの開発を始めた、とASDヘルスケアのビジネス革新担当副社長クリス・フローリは語る。彼によれば「触媒はいわゆるスペシャルティドラッグであり」、患者が投与を受けるまでに何回も慎重にテストが繰り返さなければならない。こうして薬剤がたとえば臨床試験のために別の場所に運ばれる際のトラッキングは、極めて重要でありまた複雑である。認証を受けた薬剤であっても、実際に患者に投与される前にサードパーティー機関に送られて再認証を受けることもあるのだ。

スズケンは、製品の所在地を把握し、その情報を同社が認める相手先にも知らせたいと考えていた。さらに、特定の医薬品についてはその使用期限が迫っていることを知る方法を探していた。同社は、キュービックスと呼ばれる、RFID機能の付いた冷蔵庫を使い所定の製品にRFIDタグを付けたシステムの18ヶ月間にわたる試験運用を終え、これから数か月間で1,000台以上の冷蔵庫のユニットを使って全面展開へと移行する予定である。ただしスズケンからは、この話題についてのコメントが得られなかった。

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