サンフランシスコ・アジア美術館がBLEビーコンを利用して訪問者に豊かな体験を提供

この美術館は、Cusuem社のテクノロジーを利用して、来館者にその館内の位置に応じたコンテンツを専用アプリを通じて提供しており、また将来的にはチケットの購入、会員活動をはじめRFIDを利用したツールの導入をその目標に掲げている。
著者 Claire Swedberg
Feb 20, 2017

サンフランシスコにあるアジア美術館 (Asian Art Museum) は、BLE (Bluetooth Low Energy) ビーコンの技術を活用して、館内にいる来館者へ展示物に関するコンテンツを提供している。しかしこの美術館はまた、館前の路上でのチケット販売をはじめ、来館者へのより多くのサービスを提供する長期計画を持っている。

この数年間のうちにアジア美術館は、いわゆる「デジタル最適ビジター体験」、すなわち、建物の内外にいる来館者にその好みや位置に応じて個別にコンテンツを提供しており、また (たとえば美術館会員や初めての来館者に対し) 当美術館との関係を保つためのシステムを提供する計画である。来館者は、自分のスマートフォンを利用したり、設置されている電子看板やタッチスクリーンを使って、こうした体験ができる。このソリューションの環境整備は、BLEビーコンと無線自動識別 (RFID) 技術の組み合わせで実現されるだろう。

アジア美術館のジョナサン・リー
この美術館が、キューゼアム (Cuseum) 社の技術提供を受けてBLEシステムの導入を開始したのは一年余り前、来館者に対し、その興味と関心に応じて個別仕立ての体験を楽しんでもらおうと考えてのことだ。ビーコンは、2015年4月より館内の展示室20か所余りはもとより、このサンフランシスコ市街の (市のランドマークともなっているボザール様式の) 美術館の特徴ある建物自体にも設置されている。

アジア美術館は、世界でも有数のアジア美術の収集で知られ、6,000年の昔からの美術品18,000点以上を有している。そのうちの約2,200点が展示されており、世界中から来館者を集めている。館内の位置情報を利用するテクノロジーを活用し、同美術館は、来館者に必要に応じて展示物に関する個別の情報を提供したり、館内でぜひ目にして欲しい他の展示品を紹介したりして、美術館をより深く体験してもらえるよう望んでいる。

キューゼアム社のビーコンを利用したソリューションを用い、同美術館は、来館者が館内で辿った道順と現在の位置に基づき、各来館者のスマートフォンへモバイル機器用に作り込まれたコンテンツを提供する、とキューゼアム社の創設者でCEOのブレンダン・チエッコは語る。「この美術館は、どのようにして来館者の一人ひとりと対話するかを考えながら、幅広い戦略を練っています。」

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