DetegoとIERがファッション業界向けにRFIDを利用した共同ソリューションを提供

この2社によれば、新システムにより在庫管理の効率と可視性が大きく向上した。
著者 Nathaniel Prince
Feb 01, 2017

イギリスでファッション小売店とそのサプライヤー向けにソフトウェアを開発するデテゴ (Detego) と、RFID (無線自動識別) 技術を専門とするフランスのステムインテグレーターのIERが協力し、在庫関連のトラッキング技術を向上させた。この2社はお互いを絶妙のパートナーだと言う。デテゴ社のソリューションはRFIDタグを使っており、衣料品の小売店とそのサプライヤーが在庫調査をデジタル式にトラッキングできるし、IER社は、RFIDを利用したスキャナーや精算機を製造するのだ。

IER社の製品IER 960は高速セルフ清算用キオスクであり、買い物客がEPC Gen 2 (ISO 18000-6C) 準拠のパッシブ型タグが付いた商品を読み取りエリア内に持ち込むと、即座にその商品を識別できる。同社はまた、Bluetooth (ブルートゥース) を利用した携帯型リーダーIER 680をはじめとする携帯型機器も提供している。

DetegoのIER 680携帯型スキャナー
お客様のお目当てのTシャツが店頭にあるか、運送中か、倉庫にはあるのかを把握することは対顧客サービスの要点であり、そこに販売の成否がかかっていると、デテゴ社CEOのウヴェ・ヘンニッグは語る。デテゴ社のソフトウェアとIER社のハードウェアが結びつけば、顧客が望む商品がどこにあるかをリアルタイムに検知してお知らせする共同ソリューションの提供ができるようになる。この結果、同社の顧客からは、欠品や在庫切れによる販売機会の喪失が低減し、在庫管理の正確さはほぼ100%に近づいたとの報告が相次いでいると、とヘンニッグは語る。

「このデテゴ社のスイートならば、ファッション小売店向けにリアルタイム分析を提供し、各商品についての透明度が上がります」と、デテゴ社のマーケティング部門長アイリス・ホークは言う。「デテゴ社の製品群をお使いのファッション小売店の皆様は、商品の入手可能性が100%確実に分かるのですから、店頭の商品管理を積極的に実行し、あらゆる販売チャンネルでお客様に他にはない特別な買い物体験を提供していくことで、オムニチャンネルやデジタル化の戦略を実現できるようになります。」

ホークによれば、デテゴ社の顧客には、世界的なファッションブランドや小売店、デパートなどが名を連ねており、同社のソフトウェアは現在1,500店以上の店舗で使用されている。この共同ソリューションはIERとデテゴの両社から販売されており、デテゴ社は、今週開催された全国小売連盟 (NRF) ビッグショーIntel社のブースで共同展示者として出展した。フランスの小売業者はまた、パリにあるIER社の実店舗を模したショールームで、このソリューションを実際に手に取ってデモを見ることができる。

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