オックスフォードがRFIDへの投資を12か月で回収する

この南北アメリカで最大の陶磁器メーカーは、RFID技術への初回の投資で製品の誤配送をなくし、投資を回収したと発表
著者 Edson Perin
Dec 08, 2016

南北アメリカ大陸で最大の陶磁器メーカーであるブラジルのオックスフォード (Oxford) は、創業3家族が所有する世界最大の電気製品の会社であるブラジルのWEGの子会社のひとつである。オックスフォードは、無線自動識別 (RFID) 技術の導入後12か月で、その投資を回収できた (ROI) と発表した。これは、顧客への商品の出荷配送時の手違いをゼロに低減できたからだという。オックスフォードの物流およびRFIDプロジェクト担当マネージャーのマルセロ・コレアが、この成果を今月の同社の役員会で公式に発表した。

サンタカタリーナ州の閑静な小都市サン・ベント・ド・スーに本社を構えるオックスフォードは、2,500のSKU (最小在庫単位) を揃え、3つの自社工場で毎月600万個の製品を製造する。3つ目の工場は2016年7月、ブラジルのエスピリトサント州にできたばかりだ。 出来上がった製品は、毎月30万個の箱に収められ、各顧客からの要求に従って分配され発送される。

オックスフォードのマルセロ・コレア
オックスフォードは、食器類 (お皿、カップ、マグ、調理器具のセット) をブラジル国内及び海外に向けて販売しており、中国へも輸出している。ギフトショップや装飾品店をはじめとする陶磁器を扱う小売店へOxfordのブランド名で販売しているほか、販売促進用の陶磁器を注文してくる企業向けにそのブランド名の陶磁器を製造販売している。これは例えば、ブランド名Starbucks Coffeeのマグカップなどだ。

工場からの出荷時には、商品は標準仕様の箱から特注の梱包容器まで、顧客側の要求に合わせて梱包される。例えば一箱浅皿12枚、スープボール12客、デザート皿12枚などのコレクションがある。この時点が配備したRFIDを利用する第一ステップであり、注文が梱包エリアまで届いて、梱包箱が揃い、ロール状のスマートラベルにRFIDチップの印刷が済んでいる状態である。

梱包箱のそれぞれにはその中身の商品や注文数量などが分かるラベルが貼られる。そして梱包箱はオックスフォードの保管エリアに送られ、分かりやすく整理して積まれる。この梱包エリアから保管エリアへの道筋にはRFIDポータルが設置されていて、タグを読みだしてそれぞれの箱の中に入っている製品を識別する。「商品はトロリーやフォークリフトで運ばれます」とコレアは説明する。「その位置はすぐに確認できます。なぜなら保管エリア内の商品配置は在庫管理の担当者が弊社ERP (企業資源計画システム) に記録を残すからです。

RFIDジャーナルイベント
Live Events Virtual Events Webinars
ヘルプ RFIDジャーナル日本について 広告掲載について 利用規約 プライバシーポリシー お問い合わせ
© 著作権 2017 Emerald Expositions, LLC. All Rights Reserved. Terms of Use | Privacy Policy
搭載: Haycco