試験運用されるMistのバーチャルBluetoothビーコン

Mistによれば、デバイス1台で2500立方フィートの面積にBluetooth Low Energy(vBLE)ビーコンを無制限に生成できるため、バッテリー電源ビーコンの設置やメンテナンスの費用を削減し、ソフトウェアの設定を更新するだけでビーコンのロケーションを変更することが可能だという。
著者 Claire Swedberg
Nov 02, 2016

カリフォルニア州クパチーノ所在のモバイル・クラウドベース技術のスタートアップ企業、Mist Systemsは、ソフトウェアのアルゴリズムと可動型アンテナを使用してユーザーのBLE対応携帯電話の現在位置を特定する「バーチャルBluetooth Low Energy(vBLE)」を作成するソリューションを開発している。

このシステムの特徴は、Mistが「Dynamic BLE Array」と呼ぶ機能で、複数のBLEビーコンとして機能するデバイスに組み込まれている。MistがBLEアクセスポイントと呼ぶこのデバイスは通常、2500平方フィートの面積に対応可能で、MistのプロダクトVPのSudheer Mattaによると、この対応範囲は同じ面積に実際のビーコン8台を設置したときの対応範囲に相当するという。

Mist BT 11は、天井に設置することにより、2500平方フィートの面積に無制限のバーチャルビーコンを供給できる。
医療、小売その他の業界の企業約50社が、この技術の使用、試験、導入準備を行っている。UCLA Healthは、Mistのこのソリューションを導入して、研究者、学生、患者向けに「Center for the Health Sciences」という施設の案内に役立てている。Stanford Law SchoolBowdoin College、オハイオのHope Hotelもこのシステムを導入して、人やモノの動きをトラッキングしている。

このソリューションを導入することの利点は、施設内で実際にビーコンを移動することなく、ソフトウェアを使用して、プッシュ通知が行われる場所(通常、ビーコンが設置されている場所)にユーザーがロケーションを変更できる点だとMattaは述べる。

Mistは、Dynamic BLE Arrayとともに2つのデバイスを提供している。Mist BT11(寸法203 mm×203 mm×40 mm)と、少しサイズが大きいMist AP41(215 mm×215 mm×52 mm)だ。それぞれのデバイスには、BLE電波の送受信用の16個のアンテナと1つの全方向アレイが搭載されているが、Mist AP41はWi-Fiアクセスポイントとしても使用できる。

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