NFC RFIDがイスラエルのデジタル・エンターテインメント複合パークをさらに楽しくする

モゴパークでは、子供たちはタドビック社製NFCリストバンドを用い、電子ゲームを楽しみながらスコアや写真、ビデオを集める。
著者 Claire Swedberg
Oct 05, 2016

ブリーズ・クリエイティブ (Breeze Creative) 社はイスラエルのデジタル・エンターテインメント・パーク向けにNFC (近距離無線通信) を使った技術を開発した。この複合パークに来た子供たちや若者はおよそ20のインタラクティブ・ゲームを楽しむことができる。このモゴパーク (Mogo Park、イスラエルの不動産会社Oshiraが運営するショッピングモールOshilandの一角にある) では、ゲームの参加者はRFID技術会社タドビック (Tadbik) が提供するリストバンドを身につけ、ゲームを楽しみながらスコアや写真、ビデオを集める。

ブリーズ・クリエイティブ社は、博物館をはじめとするさまざまな施設向けに展示物に関するコンテンツを利用したインタラクティブな体験を提供する会社である。

モゴパークのために、タブリック社はSmartrac製RFIDインレーBullsEye を利用したリストバンドを開発した。
イスラエルのケフェア・サバのショッピングモールの一角にあるモゴパークは、親が買い物をしている間に子供たちが遊ぶことのできるエンターテインメント複合パークである。このパークにはモゴべ (Mogobe) 社製オンラインゲームが集まり、子供たちは仮想の世界で自由に家を建て、コインを集めて支払い、冒険の旅に出かける。モゴパークではさらに一歩先に進んだゲームも楽しめる。子供たちは、標的に向かって炎に包まれたボールを投げるなど、キオスクや画面上でよりインタラクティブなチャレンジを体験できるのだ。そうして子供たちはポイントを稼ぎ、それをデジタルコインに換えて、家に帰ってからもオンライン・ゲームで使うことができる。

ブリーズ・クリエイティブ社のサギ・イェヘズケル
「私たちは、モゴべのウェブサイトでの体験と同じように、お客様一人ひとりにぴったりと合った体験をしていただきたいのです」とブリーズ・クリエイティブ社CEOのサギ・イェヘズキルは語る。同社はタドビック社と協力し、モゴパークで遊ぶ子供たち一人ひとりを識別してその個別データを記録に残すようなシステムを開発した。そして子供たちはそれぞれ、自分が稼いだスコアや写真、ビデオなどのコンテンツを帰宅の前にキオスクで受け取ることができる。

このパークにはゲーム用キオスクやスクリーンが並び、さまざまな技術を用いて子供たちがインタラクティブに遊ぶことができる。イェヘズキルによれば、子供たちがそれぞれのゲームを楽しみながらスコアを集め、画像などのコンテンツを利用する際に、ひとつの決まったやり方に従うようにするのが難しかったそうだ。「ここにあるすべてのアプリケーションは、RFIDシステムに統合されなければならなかったのです」と彼は言う。

それゆえ、子供たちがゲームで稼いだスコアや関連コンテンツは、ブリーズ・クリエイティブ社ソフトウェアに送られ、そこで子供たちがそれぞれ身につけたリストバンドのNFC RFIDタグに記録されている個別のID番号に関連付けられる。タドビック社のRFIDマーケッティング部長アディ・クレーマーによれば、同社はRFID信号がリーダーで十分に読みだせるような大きさのインレーを搭載した、子供の腕にフィットするような小さなアームバンドを特別に開発したそうだ。この目標を達成するため、タドビック社はダイカット用ツールを自作してこのアームバンドを製造できるようにし、そのバンドの層間にアンテナをうまく嵌め込んだ。このツールはまた、このパーク最大のアトラクションの一つオシランド・スライドで使えるクーポン券を留めておくためのスペースをアームバンドに加工できる。

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