Endries Internationalが部品の在庫管理を簡素化した

この締め金具をはじめとする工業部品をグローバルに扱う販売会社は、空になった部品箱を識別して自動的に補充注文を出すことのできる、RFID機能付きキオスクを自社開発した。
著者 Claire Swedberg
タグ: Logistics
Jun 24, 2016

締め金具などの工業部品を取り扱う販売会社、エンドリーズ・インターナショナル (Endries International) は、顧客のメーカーに、RFIDを利用して自動的に部品の在庫補充を行うサービスを提供している。部品の在庫切れを防ぎ、補充にかかる時間を短縮して、必要以上の余分な在庫を削減できるサービスだ。

ウィスコンシン州ブリリオンに本社のあるエンドリーズは、締め金具とその関連製品を北米からヨーロッパ、アジアの相手先ブランド製造業者 (OEM) に供給している。当社の扱う商品は、どのような装置にとっても極めて重要な部品類だ。さらに、エンドリーズ社はどの顧客メーカーにも極めて多くのSKU (最小在庫単位) の部品を収めているので、そうした部品類の在庫レベルを常時監視する手順はますます複雑になっている。

Smartrac製パッシブ型RFIDタグMini Blockが 部品箱の一つひとつに貼り付けられている。
エンドリーズ社は、1980年代半ばよりOEM業界に在庫管理用ソリューションを提供している。同社に言わせれば、締め金具関連の部品を扱うエンドリーズ社とその同業他社は、皆おなじ一つのソリューションに頼ってきた。つまり、顧客メーカーの施設に担当者を派遣して工場内の部品箱を調べ、在庫が所定の数量より減っていれば注文を出すのだ。しかしながら、こうして補充注文をするためには担当者は顧客側の施設に行かなくてはならない。多くの場合、担当者が毎日、または週数回でも施設内に来るとなると、メーカー側にも負担となる。それでも担当者が行かないことには顧客メーカーの需要を正確につかむことはできない。

「別のやり方を模索していました。」エンドリーズ社副社長兼CIOのトッド・フィッシャーはこう語る。同社は既に、多重箱型在庫補充サービスを提供してきた。これは一種のカンバン方式だそうだ。フィッシャーによれば、多重箱型サービスでは、OEMの従業員が空になった部品箱に付いているバーコードラベルをスキャンすれば、その部品の再発注手続きが始まる。

バーコードを使うシステムは、実際にすべてのバーコードをスキャンする作業に頼るものだ。「弊社の顧客メーカーはどこだって、従業員に生産をして欲しいので、部品箱のスキャンなどさせたくはないのです」とフィッシャーは言う。部品箱一つひとつの重さを計ることができるシステムなら、箱の中に残っている部品の数量が正確にわかるのだが、それは普通は高価なうえ自由に移動させられないので、現代のダイナミックな製造現場の環境にそぐわない。

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