アパレル小売業者向けRFID倉庫管理システム

今こそ、倉庫や配送センターのオートメーション化を行うべきだ。その理由とオートメーション化の方法を以下に説明する。
著者 Bob Violino
Dec 04, 2015

RFIDを用いて在庫管理を改善しているアパレル小売業者の大半は、店舗にて商品のタグ付けを行っている。タグ付けする商品が増えるにつれて(そして、RFIDを取り入れるアパレル小売業者が増えるにつれて)、製造元でタグ付けを行おうという動きが業界にみられる。製造業者がプライスタグやケアタグ、ラベルを商品にあらかじめ取り付けるため、店舗でタグ付けを行うよりも効率が良い。ソースタギングを推進するため、 GS1 USのItem Level RFID ワークグループはガイドラインを作成している ( GS1、Tagged-Item Performance Protocol Guideline によるRFIDの採用拡大に期待を参照)。

言うまでもなく、製造施設と店舗との間には倉庫や配送センターがある。つまり、小売業者にとってソースタギングは、倉庫や配送センターをRFIDに対応させることにより、サプライチェーンを完全に可視化する絶好のチャンスなのだ。アパレル小売業者向けに開発されたRFID倉庫管理システム(Warehouse-Management System: WMS)は、製造業者から入庫した荷物や店舗へと出荷された荷物の確認を行うことができる。また、プットアウェイとピッキングの効率も改善できる。このシステムは小売業者にとって、カスタマーが特定の商品を購入したいときに、その商品が店頭に揃っているよう確実を期すのに役立つ。

イラスト: iStockphoto
倉庫や配送センターの効率化は、企業によるオムニチャネル販売(店舗、モバイルデバイス、パソコン、携帯電話など、時間と場所を選ばずに買い物ができること)の実行も容易にする。2014年、休暇シーズンに向けて多くの小売店ではオムニチャネル・ショッピングが促進されたが、特定の商品の在庫場所や在庫量を把握していなかったために、こうした小売店は約束の期日に商品を配達することができなかった。

「2014年のホリデーでは、小売業者のオムニチャネルの能力が問われ、多くの買い物客が失望した」と語るのは、 Checkpoint Systemsの子会社、 OATSystems にてRFID業界プログラムの責任者を務めるSu Doyle氏だ。「小売店は、非効率的なプロセスを変える時間がなかったため、人手と在庫を増やし、出荷を迅速化するなどの対策をとった」。

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