いかにRFIDの導入が促進されるのか

導入ペースは小売業によって早められ、その他の分野に広がる。 マーク・ロベルティ著。
著者 Mark Roberti
タグ: Apparel
Nov 24, 2015

無線周波数識別技術を販売する企業と潜在的なユーザーの多くが、ほとんどの専門家が期待していたよりも導入が進んでおらず、将来においても遅々として進まないだろうと思い込んでいるようである。このコラムでは、なぜそうした見方が間違っているのか、またその見方にしがみつくことがいかに企業のリスクとなりえるのかを次回説明したいと思う。

新しい技術の導入というのは常に思いの外時間がかかるものだ。早い段階からの大量の誇大広告があり、技術が予想よりも展開するのが難しいとわかった後で多くの企業が他のプロジェクトに移っていく。一方、業界紙の大勢をかいくぐり、ソリューションプロバイダーは自身の提供しているものを改善しているのだ。彼らは展開が容易で、安く、より完成された商品を生み出しているのである。

それだけでは導入は進まない。企業は解決方法が存在するからといって、それを買いに走ったりしない。企業が比較的新しく(しかし次第に成熟していく)技術に賭けてみたり、またそれが上手くいくと証明されたりするまでには時間がかかる。一旦それがなされると、そうした結果が、遅れを取りたくないと思っている企業の導入を後押しするのだ。そしてさらに多くのライバル企業が導入するのである。

新たに設置されるたびに、それはさらに多くの企業を新技術に再び目を向けさせることにつながる。設置される一方で、その他の企業がその以外の優先事項に集中することもあるだろう。しかし、次第に業界が限界に達することで、みなが導入するのだ。

こうしたRFIDの展開を小売とアパレルの分野に見ることができる。当初、アメリカン・アパレルは一匹狼で、すべての商品を正確に在庫管理するためにRFIDを利用していた唯一のアメリカの小売企業だった。(アメリカン・アパレルがRFIDを使用した大胆なファッションステートメントを発表アメリカン・アパレルが追加店舗にもRFIDを拡大参照)。マーシーズとその姉妹企業のブルーミングデールズもその技術の試験を始め、それが正確な在庫管理と売上目標の向上に寄与しうると結論付けた。(マーシー社、850店舗でアイテム毎のタグ付けを開始ブルーミングデールズのRFID基本概念から発表までの旅 その1その2その3参照)。

アメリカン・アパレルとマーシーズの発表までの間には数年間ある。その後、コールズがPFIDを使用していたことを発表している。( 自店での商品カテゴリーの選択にためにPFIDを活用することをコールズが発表参照)。そして、ターゲットが続いた。 (ターゲットが全国的なPFIDの活用を発表参照)。発表の間隔が明らかに短くなっており、その時間は企業が最初にRFIDに注目し始めた時から、それを実際に設置するまでの間隔でもある。

RFIDジャーナルイベント
Live Events Virtual Events Webinars
ヘルプ RFIDジャーナル日本について 広告掲載について 利用規約 プライバシーポリシー お問い合わせ
© 著作権 2002-2017 RFID Journal LLC.
搭載: Haycco